今日のテーマは 『 何に時間を使うのか 』 です。
人生は何秒?
私は数年前に「人の一生は何秒か?」という話を聞いて、あまりの驚きに愕然とした経験があります。
なんと、人の一生は、80年として、たったの「25億秒」しかないというのです。
100歳まで生きることが出来たとしても、「31.5億秒」だとか。
もちろん人それぞれ感覚が違うので、「そんなにあるの!?」と思う人もいるかもしれませんが、私は、「え?そんなちょっとしかないの?うそでしょ(?_?)」と思い、自分でも計算しましたが、正にその通りでした。
その頃から、自分の生活について、「もう少し時間を有効に使うようにしたほうが良いなあ・・。もうちょっと真面目に考えよう。」と思って、改善に取り組み始めました。
時間は有限である
やはり、「夢を実現する」「目標を達成する」ためには、できるだけ夢や目標に直結する行動に時間を費やしたほうがいいです。
ある実業家の方は「人生の課題以外のことに時間を使うのは、時間の無駄遣いである」と言いました。
実際、日本人のテレビ視聴時間は1日平均4時間で、このテレビを見る時間の長さは世界一だそうです。(7.8年前のデータなので、現在はネットサーフィンとかスマホを見る時間とかに取って代わっているかもしれません。)
また、日本で最も読まれている週刊誌は「週刊少年ジャンプ」だそうです。(読者の大半は少年ではなく大人)
私は全く詳しくないですが、近頃は、家庭用ゲーム機の更なる進化も凄いようです。
先程の実業家の方は次のようにも言っています。
「目標を持ちながらも実現できない理由は、目標とは関係のない行動に、1日の大半を費やしてしまっているからだ。自分が取り組んでいることに必要なスキルを磨いたり、新しい知識を学んだり、鍛えるためにトレーニングしたり、そうする代わりに漫画や雑誌を読んだり、バラエティー番組や芸能報道番組をみたり、ゲームをしたり、スマホをさわったりしている。気を紛らわすためだけの活動をしても目標達成できない。」
もちろん、漫画を読んだり、テレビを見たり、ゲームをしたり、スマホをいじったりすることで、気分転換になったり、楽しい気分になれたり、メリットもあるでしょう。時には、❝ただ楽しいこと❞ や ❝息抜き❞ も必要だと思います。
しかし、達成したい目標があるのであれば、❝そちら側の時間❞ をできるだけ減らして、その分、❝目標達成に直結する行動❞ に移行させていく必要があるでしょう。
名言集
それでは、最後に偉人の言葉です。
「この地上で過ごせる時間には限りがあります。本当に大事なことを本当に一生懸命できる機会は、二つか三つくらいしかないのです。」
スティーブ・ジョブズ (アップル創業者)
「たいていの成功者は、他人が時間を浪費している間に先へ進む。これは私が長年、この眼で見てきたことである。」
ヘンリー・フォード (フォード・モーター創業者)
「普通の人々は時間をつぶすことに心を用い、才能ある人間は時を利用することに心を用いる。」
ショーペンハウアー (ドイツの哲学者)
「1時間の浪費をなんとも思わない人は、人生の価値をまだ発見してはいない。」
ダーウィン (英国の自然科学者)
「みんなと同じ時間の使い方をしていては、決して人に差をつけることはできない。時間は有限なのだ。その時間のをいかに効率的に使うかが大切になる。そのためには、とにかく集中することだ。1日は24時間しかないわけだから、8時間は睡眠にあてるとして、残りの16時間を、いかにうまく使えるかがカギとなるのだ。少し仰々しいことを言ったが単純な話で、娯楽など一切捨て、16時間すべて成功体験を得るための時間に、使えばいいだけのこと。」
堀江貴文
「時間って命の一部なんですよ。」
平尾誠二 (日本の元ラグビー選手、元ラグビー日本代表監督)
「人生を大事にしているなら、時間を浪費してはいけない。人生は時間の積み重ねなのだから。」
ブルース・リー (香港の中国武術家)
「お前がいつの日か出会う禍は、お前がおろそかにしたある時間の報いだ。」
ナポレオン・ボナパルト (フランス皇帝)
「一日のうちに、飲食・排便・睡眠・会話・移動など、やむを得ないやらなければいけない事柄で無駄にする時間は多いのだ。何とか無駄を逃れたとしても、余った時間に無駄な事をしたり、無駄な事を言ったり、無駄な事を考えるのであれば愚かだ。一日はたちまち終わってしまい、月は変わって、一生を終えることになるだろう。」
兼好法師(徒然草)