ドリームキラー対処法

 

今日のテーマは 『ドリームキラー対処法』 です。

 

前回は、 ❝ドリームキラー❞ について話をしました。

❝ドリームキラー❞ とは「自分が慣れ親しんだ心地の良い領域(=コンフォートゾーン)から外に出ること」や、「自分の常識や価値観と大きくズレていること」を嫌い、善意・悪意に関わらず、ネガティブな意見を言ってくる人達のことで、できるだけ避けるようにするか、対処を考えましょう、という話でした。

「避ける」については説明はいらないと思うので、今回は、避けることが難しい場合の「対処法」について、いくつか紹介します。

 

①ドリームキラーの言葉は聞き流す

悪意のある人の言葉や、単なるおせっかいな人の言葉や、単なるネガティブな人の言葉は、完全スルーすればいいですが、心から心配してくれている善意の人の言葉の場合は、邪険に扱うことはできません。心配してくれることに対する感謝の気持ちを持って、その上で受け流すようにするか、もしくは、実際に感謝の気持ちを伝え、同時に「でも、自分は自分の意志を貫きたい」と伝えるか…。いずれにしても、自分の意志を大切にする必要があります。

 

②心から親身になってくれるドリームキラーには思いを伝える。

そこまで心配してくれている人であれば、真剣に熱い思いを伝えることで、理解を得られるかもしれません。プレゼンが上手くいけば、ドリームキラーどころか、ドリームサポーターになってくれるかもしれません。

 

③ドリームキラーに ❝熱意❞ を見せ続ける

人は一時の感情で相手の事を批判していたとしても、真剣に努力し続けている姿を見ているうちに、だんだんと印象が良くなったりするものです。やはり、一生懸命頑張っている人の姿は、人の心に訴えかけるものがあるのです。自分の夢や目標に向かって努力を継続することで、それを見ている周りの人が考えを改めて、応援してくれるようになる可能性もあります。ドリームサポーターを増やすことができるかもしれません。

 

④ドリームサポーター以外には夢や目標を教えない

親身になってくれる人以外には、夢や目標を教えない方が無難です。周りに公開すると、ドリームキラーを増大させてしまう可能性があります。(もちろん、そんなことが気にならないレベルの人であれば公開OKです。)

 

⑤ドリームキラーへの ❝怒りの感情❞ を活力にする

ドリームキラーにいろいろ言われて ❝怒りの感情❞ が出てしまう人は、その感情を、モチベーションや集中力や行動力に転化したいです。 ❝怒りの感情❞ をそのまま「怒りに任せて」使ってしまうと、上手くいきにくいのですが(IQが落ちるから)、この大きなエネルギーを、プラスに転化させることができれば素晴らしいです。これは「アンガーマネジメント」と言われる方法です。(そのうちメインテーマにします。)

 

⑥セルフイメージを高める

ドリームキラーに色んな否定的な言葉を浴びせられたとしても、そんなことに揺らがずに、いつもの自分をキープするためには、セルフイメージを高く持つことが大切です。セルフイメージが高い人というのは、自分のダメな部分も含めて自分を大切に扱うことができますし、何度失敗しても臆することなくチャレンジすることができます。セルフイメージが高くなればなる程、周りから受ける影響は小さくなるでしょう。逆にセルフイメージが低いと、あろうことか、自分が自分に対してドリームキラーになってしまう恐れがありますので、気を付けて下さい。

 

ということで、今回は『ドリームキラー対処法』を紹介したのですが、やはり、ドリームキラーは結構な数存在しているので、夢や目標に向かっている人にとっては、どのように付き合うかを考えることは大事なことです。今まで考えたことがなかったという方には、一度考えてみることをお勧めします。

 

それでは最後に、人材育成コンサルタント(育自コンサルタント)、杉本恵洋さんのお話です。

 

『 たくさんのカニをバケツに入れておくと、少なくとも1匹の勇敢なカニが、這い上がって逃げようとするのだそうです。そのカニは脱出して自由になろう!というアイデアを思い付いたのです。すると面白いことが起こります。もう少しで出られるという所で、下にいたカニがこぞって足を引っ張り、連れ戻そうとするのです。つまり、カニはバケツから出ることができません。これを「人間」に置き換えてみましょう。私達は分類を好みます。区分するのが大好きです。そうして私達は万事安泰だと安心します。そんな中、新しいアイデアや高い目標を持った者が現れます。そういう人を見て、周りは「こいつは何をしているんだ?」「何様のつもりだ!」「そんなの無理に決まっている!」「悪いことは言わないからやめておけ!」などと言います。このように後ろめたさを感じさせ、羞恥心を煽る発言に、様々な局面で直面します。残念ながら、あなたをバケツの中に連れ戻そうとするカニは、いつでも存在します。ですが、あなたはカニではありません。周りの人に非難めいた口調で言われた時は、それを無視するか、または感謝しましょう。そうすることで、気分が良くなるだけでなく、バケツの外へ見事脱出したことにもなるのです。』