上手くいく道は人それぞれ

 

今日のテーマは 『 上手くいく道は人それぞれ 』 です。

 

前回、前々回と、ポジティブ、ネガティブという話をしてきたのですが、結局どうすればいいのか? という話をしたいと思います。

 

何回も出てきましたが、一般的には「ポジティブシンキングが良い思考法で、ネガティブシンキングが悪い思考法」と考えている人が多いと思われます。

もちろん、ポジティブシンキングは良いと思いますし、実際、スポーツ選手や事業家などの成功者にはポジティブな人が多いと言われています。

前々回の投稿(日本人の特性)で書いたように、日本人の中でもL型(楽観)遺伝子を持つ人が31.8%いますし(LL型1.8%、SL型30.1%)、実際その中の成功者は多いでしょう。

また、「ポジティブだから成功できた」みたいに、ポジティブな面がクローズアップされ、ネガティブな面はあまり語られないため、ポジティブシンキングだけを押すコーチやトレーナーや先生が多いのは当然だと思います。

指導者とかではない一般の人でも、悪気や悪意なく、善意で周りの人にポジティブをお勧めしたり、アドバイスしたりしているのを見かけたりします。

しかし、スポーツや学問や仕事で成功者になるために、無理矢理ポジティブになろうとした結果、逆に不安やストレスを多く溜め込んでしまう人も数多くいるのです。

 

上手くいくための道は1本だけではないという話を前回の投稿(ネガティブでも目標達成できる)でしました。

前回、冒頭に登場していただいたノレム先生は次のように述べています。

「ポジティブにいこう!というのは悪いアドバイスではないが、これには ❝ワンサイズの服❞ と同じ落とし穴がある。服のサイズは人それぞれ。」

「人によって状況や障害は違うし性格も違う。全ての人に楽観的な見方を押し付けるのは無理であり、無駄である。」

「まるで、LLサイズの女性にSサイズのパンストを無理矢理はかせようとするようなものだ。」(ノレム先生は女性です^-^;)

 

ノレム先生がおっしゃるように、世の中には色んな人がいます。

ポジティブで「やれる!いける!できる!精神」で成功する人もいれば、「石橋を叩いて渡る」的に、慎重で丁寧な姿勢で成功する人もいるのです。

 

そして、ひょっとすると、S型(悲観)遺伝子を持つ人が多い日本人は、「楽観主義で上手くいく人」よりも、「防衛的悲観主義で上手くいく人」の方が潜在的に多いのかもしれません。

日本では「ネガティブはダメ」みたいな風潮があるために、『「防衛的悲観主義で成功できる才能を持っている」のにも関わらず、「私にはできない。無理だ。およびじゃない。」というセルフイメージを持っているせいで成功できていない人』が、たくさんいる可能性があります。

もしたくさんいるのであれば、この ❝防衛的悲観主義❞ という概念がもっと広まることで、目標をどんどん達成していく日本人が増えるかもしれません。

 

いずれにしても、結局のところ何が良いのかというのは、人それぞれであり、自分に合ったやり方や考え方を、みつけていく作業が必要です。

しかも、それはポジティブ一辺倒とかネガティブ一辺倒とか、そいいう極端な話ではなく、状況によって使い分ける必要もあります。

自分が目指す目標を達成するために、どのような ❝思考❞ をすればよいのか? どんな状況下で、どんな思考法が、自分にとって効果があるのか?または逆効果になるのか?を考えて欲しいと思います。

 

❝考え方❞ の話ではないですが、私が聞いた話で次のような話があります。

昔、世界のトップ選手だったビヨン・ボルグとジミー・コナーズがそれぞれイベントでレッスンを行い、スピンボールが得意なボルグはスピンを教え、フラットボールが得意なコナーズはフラットを教えました。生徒たちはどっちが正しいんだ(?_?)と悩んだ・・・という話です。

これは技術的な話ですが、同じような話だと思います。

どっちが正しいのか?という問いに明確な答えはないです。

自分にとってより良い方法を選べばいいですし、両方とも出来たら更に素晴らしいですし、状況によって使い分け出来れば尚更凄いです。

 

それでは最後に、「心に響く偉人の言葉」を紹介して終わりにしたいと思います。

 

《100円ショップで有名なダイソーの矢野博丈社長》

『急成長してきた他社のおかげで「潰れるかもしれない」と思った。怖くて眠れない時もあった。だからこそ持ち直すことができた。』

『人に先を見通す能力なんてない。もう安さや質では売れん時代になってきた。これからはどうなるかわからんです。」

『ネガティブは成功のためのいい肥やしになるんです。』

 

《元々は不動産王であるドナルド・トランプアメリカ大統領》

『私が不動産投資をする時、まずはどんなリスクがあるのかを徹底的に洗い出す。そしてそのリスクに対する対策を徹底的に考える。徹底的に考えた上で、「カバーできる」と判断したものにしか手を出さない。それがルールだ。』

 

《孫氏の兵法書》

『将、吾が計を聴きて之を用うれば、必ず勝たん』

(時間をかけて、様々なリスクを想定しながら準備をしていれば目標達成できる。)

 

《元伊藤忠商事特別顧問、元亜細亜大学理事長、瀬島龍三氏》

『悲観的に準備して、楽観的に行動する』

 

マリナーズのイチロー選手は、「プラス思考」と「慎重さ」を使い分けているという話を聞いたことがあります。

練習中はネガティブに「自分は未熟だから誰よりも練習が必要」と考え、本番ではポジティブに「必ずできる」と自分に言い聞かせてバッターボックスに立つ・・・。

まさに、「悲観的に準備して、楽観的に行動する」を実践しています( ゚Д゚)。

 

 

 

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