「集中」スキルの向上

 

今日のテーマは 『「集中」スキルの向上』 です。

 

テニスをする時、何に集中すればいいのかというと、もちろん「ボール」です。

ボールに集中(ボール以外の要素を排除)することにより、外部要因・内部要因に影響されない、安定感のあるメンタリティを作ることができます。

 

ボールに集中する目的は、安定メンタルの獲得です。

なぜなら、メンタルが安定すれば、パフォーマンスも安定するからです。

ボールに集中するスキルが高ければ、パフォーマンスが向上し、練習の時は効率が上がるでしょうし、試合の時には自分の持っている力を出せる可能性が高いです。

 

前回書いたように、人は周りに気を取られやすく、長い間集中し続けることができません。

そして気を取られるような要因はたくさんあります。

ただ、ここで1つ朗報があります。

気を取られるような要因が多いと、「色んなことが同時に気になって集中できない」と思うかもしれませんが、実は脳は同時に2つ以上のことを考えることが出来ません。

1つのことしか考えることが出来ないのです。

色々気になっているとしても、実際は1つ1つを行き来しているだけです。

❝あれもこれも色んなことが同時に気になる❞ という現象は起きないのです。

 

ということで、そもそも私たちの集中力はそう長く続きませんし、どうせ1個のことしか考えられないわけですから、ボール以外のものが一時気になったとしても、焦らず、怒らず、ネガティブ反応せず、またボールに集中を戻せばいいのです。

集中をずっと維持できなかったとしても、❝再集中❞ できればいいのです。

まずは、この ❝再集中❞ という考え方を持ってください。

 

ボールに集中 ⇒ 外野が気になる ⇒ ボールに再集中 ⇒ 自分の感情に揺らぐ⇒ ボールに再集中 ⇒ ゲームカウントが気になる ⇒ ボールに再集中 ・・・という感じです。

ポイント間で、何かに気を取られたとしても、プレーが始まる前に、再び ❝ボールに集中❞ 状態をつくれば良いのです。

 

ゲームカウントが気になるのは当然です。

でも、次のポイントがスタートする時には、それを忘れてボールに集中します。

風や太陽やボールの種類が気になることもあるでしょう。

でも、次のポイントがスタートする時には、それを忘れてボールに集中します。

「この人は格下だから勝たないといけない」と思うこともあるでしょう。

でも、次のポイントがスタートする時には、それを忘れてボールに集中します。

「今日は調子がイマイチだ…」と思うこともあるかもしれません。

でも、次のポイントがスタートする時には、それを忘れてボールに集中します。

 

このように、❝ボールに集中する❞ ということを繰り返します。

上記は試合時のことですが、もちろん練習の時にもやらなければいけません。

というか、むしろ練習の時こそ、❝ボールに集中する練習❞ をするべきです。

練習でできないことは、本番ではできませんので…。

日々、ボールに集中する練習も繰り返し行ってください。

 

「これをやればすぐにできる!!」「魔法のショートカット!!」( ̄ー ̄)ニヤリ…みたいな、おいしい話はありません。

もしそんな話を聞いたら、疑ってください(*_*;。

向上するには、コツコツ積み重ねるしかありません。

遠回りに見えるかもしれませんが、これが最短距離で目標にたどり着く方法なのです。

 

 

 

 

 

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