ミラーニューロン(後編)

 

今日のテーマは 『ミラーニューロン(後編)』 です。

 

前回は「良くない環境は変えていきましょう!」的な、全体的にネガティブな情報だったような気もしますが、実は(というか当然ながら)、かなりポジティブで魅力的な情報もあります。

それは、「自分がよく見る人を自然に無意識にコピーしてしまう」という脳機能があるということは、「良い影響を与えてくれる人と一緒にいれば、極端な話、努力することなく成長・向上できる」ということです。

例えば・・・

・「日々、真面目にコツコツやるべきことをやっている人」と一緒にいると、自分も積み重ねタイプになってくる。

・「過去よりも現在や未来を見る人」と一緒にいると、自分も過去を引きずらない前向きな人になってくる。

・「行動力のある人」と一緒にいると、自分も自然と行動力が上がってくる。

・「いつも自分を高めようとしている、向上心旺盛な人」と一緒にいると、自分も向上心が上がってくる。

・「前向きな言動をする人」と一緒にいると、自分も言動が前向きになってくる。

・「中長期目線を持っている人・視野が広い人」と一緒にいると、自分も俯瞰できるようになってくる。

・「チャレンジ精神がある人」と一緒にいると、自分もどんどんチャレンジする人になってくる。

・「自分の目標をどんどん達成していっている人」と一緒にいると、自分もそのようなマインドを持てるようになってくる。

・・・・・・・・・・etc。

という感じです。

 

このように、「良い影響を与えてくれる人と一緒にいれば、極端な話、努力することなく成長・向上できる」というのは、かなりスゴいことだと思うので、この脳の機能を可能な限り生かしたいです。(もちろん、「ミラーニューロン効果」に加えて、「個人的な努力」もすれば更なる成長が期待できるでしょう。)

ですので、可能であれば「なるべく自分にとって良い影響を与えてくれそうな人と行動を共にする」ということを、実行してみて下さい。

 

 ❝意識の領域❞ では、「私は悪い影響を受けない」「俺は自分の道を行く」「全ては自己責任」というマインドセットを持つことで、自分にプラスの影響を与え、 ❝無意識の領域❞ では、「ミラーニューロン効果」を考慮に入れて環境を整えることで、自分にプラスの影響を与える、という両面からのアプローチによる相乗効果を目指していきましょう。

意識の領域でも無意識の領域でも、自分にプラスの影響を与えることが出来れば最高です。

 

それでは、最後に 『論語』 の言葉を2つ紹介します。

 

「君子は文を以て友を会し、友を以て仁を輔く。」  孔子

(君子は文(ブン)を以(モッ)て友を会(カイ)し、友を以て仁を輔(タス)く。)

「勉強会や練習会に積極的に参加し、同じ情熱や志を持つ仲間と知り合い、切磋琢磨しながら、あなた自身を磨いていきましょう。 」

 

「忠信を主とし、己に如かざる者を友とすること無かれ。」  孔子

(忠信(チュウシン)を主とし、己に如(シ)かざる者を友とすること無かれ。)

「真摯に取り組むことを心掛け、この人には敵わないという人と親しくなり、自分を磨いていきましょう。あなたに何の意見も言わず、アドバイスもしない、ただおだててくる人とばかり付き合うと、あなたは天狗になり、真摯を失い、本当のことが見えなくなってしまうでしょう。」