作業興奮

 

今日のテーマは 『作業興奮』 です。

 

この「作業興奮」とはなにか?ということなのですが、簡単に言うと「ほんの僅かでもいいので、行動し始めると ❝やる気スイッチ❞ が入りますよ」ということです。

「いやいやそんな簡単にやる気になれたら苦労しないよ…」と思う人もいるかもしれませんが、これは脳科学の理論に基づいています。

 

❝やる気❞ は脳内で作られます。

❝やる気❞ を出すためには、❝やる気❞ に関連している側坐核(そくざかく)という脳の部位を働かせる必要があるのですが、この側坐核を動かすスイッチが、「手を動かすこと」だそうです。

脳科学では、❝手❞ は脳の出先器官と言われています。

そしてその側坐核が刺激されると、ドーパミンという快楽ホルモンが分泌され、❝やる気❞ が湧いてくる…という仕組みなのです。

 

つまり、「ほんの僅かでもいいので、とりあえず手を動かせて、行動してみることで、やる気が出る」というのは、やる気を出させるための子供騙し的な嘘とかではなく、科学的に証明されている脳のメカニズムなのです。

ちなみに、前回のテーマである『ベイビーステップ』(https://mental-talk.net/babystep/)が有効なのは、このメカニズムがあるからです。

 

筋トレの日だ…でも面倒くさい…何十回もしたくない…そういう時は、とりあえず腕立て1回でもいいからやろう…ということで、とりあえず腕立ての体勢になってみて下さい。

せっかくだからもうちょっとやろう…となる可能性は高いです。

素振りしないといけない…でも面倒くさい…そういう時は、素振りしなくてもいいから、とりあえずラケットを握ってみてください。

つい、何回か素振りしてしまうかもしれません。

ランニングしないといけない…でも面倒くさい…だったら部屋で ❝その場かけ足❞するだけでも、やったことにしてOKです。

とにかく、動いてみることです。

無理に頑張ろうとしなくていいし、バカみたいに低い目標設定でもいいのです。

「ゼロではない」ということが大切です。

 

「中途半端にやるくらいなら、やらないほうがマシだ!」などという人がいますが、これは「ベイビーステップ」や「積み重ね」を否定する考え方です。

私としては全く同意できません。

 

やめたくなったらやめていいし、少しでもいいからとにかくやる…。

最初は仕方なくでも中途半端でも少量でもいいのです。

それでもそれを続けていくと、少しづつ量が増えていき、徐々に積み重なり、やがて習慣化に繋がっていきます。

 

面倒くさくても、やりたくなくても、少しでもいいので、とりあえず動いてみましょう!