メンタルトレーニングの誤解

 

今日のテーマは『メンタルトレーニングの誤解』です。

 

今回は、誤解されていそうな例を2つ挙げたいと思います。

 

まず1つ目は、「うまくいくイメージを思い浮かべて、脳に刻印すると、その通りになる!」という類の話についてです。

「夢や目標の成就をひたすら願うと叶う!」のような話も結構聞きます。

この話が本当なのか、嘘なのか、ということについては、実際のところ私には分からないのですが、今の私の見解としては、「 ❝それだけ❞ ではダメだろう…」と考えています。

「ただ強く思うだけ」「ひたすら考えるだけ」「良いイメージを持つだけ」でうまくいくというのは、ちょっと無理があると思います。

結局のところ、目標を達成するために一番大切なのは、「行動」だからです。

 

「強く思っている」「ひたすら考えている」からこそ、モチベーションが上がって、どんどん行動していく…。

「良いイメージ(なりたい姿)をもっている」からこそ、それに向かって練習に取り組む…。

というように、思いが行動につながるからこそ、メンタルトレーニングの意味があるのです。

 

「思うだけで、願うだけで叶う」というのはちょっとオカルト的です。

それを信じてしまうと、目標に近づくどころか、むしろ行動力が落ちて、目標から遠ざかってしまうかもしれません。

ですので、「強い思い」「強い願い」を持っている人は、念じるだけにとどまらず、どんどん行動に移していってください。

 

次に2つ目です。

2つ目は、「メンタル的な知識を勉強すれば、すぐに効果がでる」という話です。

技術の習得や筋力・持久力の強化に関しては、一朝一夕に身につくものではなく、結構な時間がかかるということを、ほとんどの人が理解していると思います。

しかし、メンタルのこととなると、「知識を入れただけですぐに効果がでる」と思っている人が結構多いようです。

学校での定期試験のように、「勉強したら点数が取れる」のような感覚なのかもしれません。

しかし、メンタル面はそんなに簡単に成長できるものではありません。

頭で理解しても、体がなかなか思い通りに動いてくれないのと同じで、「心」もそう簡単にコントロールできないのです。

 

「メンタルの向上」=「自分自身全般(人間性)を高めること」

 

と考えている私としては、スキルやフィジカルよりも更に時間がかかるのではないか、とすら思っています。

まずは、知識や考え方を学び、理解し、そしてそのうえで学んだことを日々コツコツと実践していく(コート上でも日常生活でも)。

この積み重ねによって、少しずつ少しずつ「メンタル」が向上するのです。

スキルやフィジカルと同じように、「メンタルの向上」にも是非取り組んでいってください!

 

もちろん私も、人間性向上のために、日々コツコツ取り組んでいます。