即効性のある意志力アップ法Ⅰ

 

今日のテーマは 『 即効性のある意志力アップ法Ⅰ 』 です。

 

何回かにわたって、意志力を節約・温存したり、意志力自体をを鍛えて強くしたり、という話をしてきましたが、今回と次回は、意志力にプラスの刺激を与えたり、意志力使用効率を高めるような方法を紹介したいと思います。

 

①グルコースを取る(低血糖食品を食べる)

「低血糖症の患者は、普通の人よりも集中するのが苦手で、腹を立てたときにマイナスの感情を制御するのも苦手だった」という、低血糖症患者についての研究がきっかけで、グルコース(ブドウ糖)と意志力(自己コントロール力)との間には関連があることがわかりました。

意志力を発揮してグルコースを消費すると、体は甘いものを欲します。「疲れたら甘いものが欲しくなる」という話を聞いたことがあると思いますが、これはグルコース(ブドウ糖)が不足しているということです。

甘いものを食べて、グルコース(ブドウ糖)を摂取することで、一時的な意志力アップが期待できます。

ただし、甘いものが欲しいからといって、日常的に「脂肪分と糖分が高くて幸せな気分になる食べ物(チョコレート、ケーキ、スナック菓子、ファーストフード・・etc)」を取るのは逆効果です。

確かに、これらの食べ物は短時間でグルコースに変化します。しかし、血糖値が急激に上がったり下がったりすることで、体と脳が糖分をきちんと消費できなくなり、「血糖値が高いにもかかわらず、エネルギーが低い」という状態になってしまう可能性があるのです。

ですので、「日常的な意志力サポート」としての、より良い方法は、「体に持久性のあるエネルギーを与えてくれるような食べ物(短時間でグルコースに変化しない食べ物)を摂取する」ということです。脂肪分の少ない肉や魚、ナッツ類、豆腐、食物繊維の豊富な穀類やシリアル、そして果物や野菜を食べるのが良いでしょう。

それらの食べ物は、甘いものよりも効果が出るのに時間はかかりますが、甘いものと同じように体内でグルコースに変化してくれます。

少し話が脱線しますが、体調が悪い場合は、体が免疫機構にグルコースを使用するため脳が使えるグルコースが減少し、結果意志力が低下しやすくなります。体調が悪い時は意志力が低下しやすいため、当然パフォーマンスも下がりやすくなります。体調管理という面でも、食事について考えることは大切なことです。

 

②姿勢を正す

姿勢が良いと、筋肉や関節にかかる負荷が少なくなるので、全身がゆるみ、身体がリラックスします。リラックスすると脳内にセロトニンが発生し、それにより精神面が安定する効果があります。積極的で楽観的な思考をすることに繋がります。

また、姿勢を正すと内臓や血管を圧迫しなくなるため基礎代謝が上がり、それに伴って体温が上昇します。体温が上がると血行がよくなり、血液量が増えて末端まで血液が流れやすくなるため、効果的に酸素や栄養素が行き渡るようになります。冷え性を緩和し、筋肉のコリをほぐし、柔軟性が向上します。脳への血流もよくなるので、脳にきっちり酸素が運ばれ、脳が活性化し、集中力を高めることにもつながります。

 

③深呼吸する

呼吸が深くなると副交感神経が優位に働くようになるため、リラックス効果を得ることができます。反対に、呼吸が浅いと交感神経が優位に働きやすくなり、緊張感が高まります。

緊張していたり、ストレスがあったりすると、人の呼吸は短くなりがちになりますが、これは多くの人が経験していると思います。このような時は ❝深呼吸❞ が効果的です。自律神経(交感神経・副交感神経)の調整に最も手軽で効果的な方法と言われています。

呼吸法は様々な方法が紹介されているのですが(詳しく知りたい方はネットで調べてみて下さい)、ベイビーステップとしては、「難しく考えず、呼吸ペースを1分間に5,6回で深呼吸する」をやってみて下さい。

これを意志力を要する時、感情や行動をコントロールしたい時に実践すると良いと思います。

 

 

今日はここまでで、次回は今回の続き(④~)です。