『デキる人』は意志力を使わない

 

今日のテーマは 「『デキる人』は意志力を使わない」です。

 

前々回、「『デキる人』は意志力をあまり使わず、『普通の人』は意志力を使おうとする」という話をしましたが、これはつまり、「『デキる人』ほど ❝習慣化❞ ❝ルーティーン化❞ ❝ルール化❞ ❝マニュアル化❞ している」ということです。

❝習慣化❞ とは、「当たり前にこなす。ほぼ無意識でもできる。」という状態になっていることで、❝ルーティーン化❞ ❝ルール化❞ ❝マニュアル化❞ とは、「様々な状況に応じて、やることが決まっている」ということです。

 

『デキる人』は、多くのタスクを簡単にこなします。やるべきことを当たり前のように次から次へとこなしていきます。どんどん有言実行していきます。かといって、そんなにガツガツ頑張っている感じではなかったりします。

そういう人に対して、周りの人は「なんて行動力がある人なんだ!」とか「なんて意志が強い人なんだ!」とか「すごい人だ!」と思ったり言ったりします。

確かにその通りなのですが、そういう人は、多くのことを ❝習慣化❞ ❝ルーティーン化❞ ❝ルール化❞ ❝マニュアル化❞ しているので、その行動は「ほぼ無意識でもこなせる当たり前のこと」であり、「行動力を要する場面だとしても、やることが決まっている」ということで、実は、あまり意志力エネルギーを使っていないのです。ですので、周りの人が言う程、本人は ❝頑張ってる感❞ がありません。

もちろん、❝習慣化❞ ❝ルーティーン化❞ ❝ルール化❞ ❝マニュアル化❞ を数多く実現できている人ですから、意志力が強いのは間違いないわけですが、意志力が強い(意志力エネルギータンクが大きい)上に、普段は意志力をあまり使っていないのです。

そして、より重要な場面でこそ、意志力エネルギーを投入し、力を発揮します。重要な場面で力を発揮して成果を上げるので、更にレベルが上がり、より一層『デキる人』になっていきます。

『デキる人』は、このような ❝好循環❞ を実現しているのです。

 

逆に『普通の人』は、少ないタスクに多くの時間をかけてしまったり、多くのタスクをこなそうとして結局全部中途半端になってしまったり、有言実行もできないことが多かったりします。なのにも関わらず、凄く ❝頑張ってる感❞ があったりします。頑張ってるがゆえに、いつも意志力をたくさん消費しています。

そして、普段から意志力をたくさん消費しているので、より重要な場面で使いたい意志力エネルギーがあまり残っておらず、重要な場面で力を発揮できない…、結果『普通の人』をキープ…。という ❝悪循環❞ に陥ってしまうのです。(自分で書いときながら耳が痛い…(-_-;)。)

 

こうなってしまう原因の最大のものは、❝習慣化❞ ❝ルーティーン化❞ ❝ルール化❞ ❝マニュアル化❞ というスキルを使っていないということだと思います。

これらのスキルは、意志力エネルギー消費を抑え、モチベーションや行動力を維持することに大きく貢献してくれるので、❝是非とも取り入れるべきスキル❞ と言えるでしょう。

日々の練習やトレーニングに関してはもちろんのこと、生活全般においても、この ❝習慣化❞ ❝ルーティーン化❞ ❝ルール化❞ ❝マニュアル化❞ を、出来るところから実践していって下さい。

 

上記にも書きましたが、「意志力を使って何かを継続することで、意志の力は次第に強まっていく」ということですので、ということは、何かを ❝習慣化❞ しようとすると、同時に意志力を高めることができるということです。(ルーティーン・ルール・マニュアルも、継続によって ❝習慣化❞ します。)

何かを ❝習慣化❞ するためには、通常、特に初期段階では大きく意志力を使います。つまり、意志力を鍛えることになります。ですので、継続すればするほど意志力が向上し、同時に、❝習慣化❞ が進むにつれて意志力消費は少なくなります。

そして、晴れて ❝習慣化❞ できた暁には、その行動にはほぼ意志力を使わずに済みます。また、❝習慣化❞ できるまで、継続したわけですから、かなり意志力を鍛えたことになります。

つまり、❝習慣化❞ するということは、「その分の意志力消費を抑えることができる上に、継続による鍛錬で意志力自体が強くなる(意志力温存+意志力強化)」という素晴らしい結果を得ることができるのです。

 

まさに、❝ 習慣化=意志力向上 ❞ ということであり、❝習慣化❞ することは、多大なメリット・リターンがあるのです。