日本人の特性

 

今日のテーマは 『日本人の特性』 です。

 

日本人は、繊細で心配性で慎重で変化を恐れる民族と言われています。

そして、ただ言われているだけではなく、実際、脳科学的な裏付けがあり、それは、「神経質傾向の強いS型遺伝子と呼ばれる ❝セロトニントランスポーター遺伝子❞ を持つ人の割合が世界で最も高い」ということです。

少し説明します。

 

楽観的な思考をするためには脳内伝達物質であるセロトニンの働きが必要です。

セロトニンは気分を良くし精神を安定させる働きがあり、そのおかげで私達は幸福感・安心感・満足感を得ることができます。

しかし、このセロトニンが不足すると、心配・不安などのネガティブ感情が発生しやすく、精神的に不安定になります。

そしてこのセロトニンの伝達に関わる遺伝子が ❝セロトニントランスポーター遺伝子❞ です。

研究結果から、この遺伝子は、セロトニン分泌量が多く楽観的になりやすいLL型、分泌量が少なく悲観的になりやすいSS型、その間のSL型、の3つのタイプに分かれていることがわかっていて、更には、この遺伝子は国や民族によって保有している割合に大きな差がある、ということもわかりました。

そして、悲観的になりやすいS型を持つ割合が1番多いのはアジア人で、その中でも最も多いのが、なんと日本人だったのです。

 

その割合は次の通りです。

《SS型》

日本人    68.2%

アメリカ人  18.8%

《SL型》

日本人    30.1%

アメリカ人  48.9%

《LL型》

日本人    1.7%

アメリカ人  32.3%

 

ということで、日本人は実に98.3%の人が、悲観的になりやすいS型遺伝子を持っているということがわかります。

ちなみに、S型遺伝子を持つ人の割合を人種別にみると、

黄色人種 > 白人 > 黒人

となっていて、黒人が最も楽観的で、黄色人種が最も悲観的な民族という研究結果が出ているのですが、それでも、黄色人種の平均は約90%であり、日本人の98.3%というのは突出しています。

アメリカ人は何となくご陽気さんで楽観的なイメージがあり、日本人は繊細で和を大事にする、というイメージがありますが、上記の理由から、このイメージは、決して偏見ではないと言えるのです。

ですので、L型遺伝子を持つ人が多い欧米から入ってきた「ポジティブシンキング」「プラス思考」という考え方は、(もちろん状況によりますが)基本的に日本人には向いていないのかもしれません。

実際、「ポジティブシンキング」「プラス思考」だけでは、なかなかうまくいかないと感じている指導者の方は多いと思います。

 

ということで、日本人は「S型遺伝子を世界一たくさん持っている民族」であり、ある脳科学者は「日本人は世界一不安になりやすい民族」と言っています。

ここまでの話だけを聞くと、かなり ❝悲観的❞ になってしまいそうですが(^-^;、実は、❝悲観的❞ だからこその良い面もたくさんあります。

悲観的であるからこそ、リスク管理が上手く、失敗に学んで生かすことができ、不安を解消するべく行動できるのです。

日本人は真面目で勤勉と言われたりもしますが、S型遺伝子の多さが ❝真面目さ❞ ❝勤勉さ❞ に繋がっているとも言えるのです。

この話は、次回、もう少し詳しく説明したいと思います。

 

それでは最後に、ビートたけしさんの言葉を紹介します。

 

『 王さん(世界のホームラン王・王貞治さん)が巨人時代、畳がすり減る程、夜中までもバットを振っていた、という有名な逸話があるが、俺はそれを努力だと思わない。そうしてないと落ち着かないからバットを振るんであって、たぶん本人は努力だなんて思っていない。

飲んで帰っても机に向かってネタ帳を書いてる俺の姿を見たヤツが、俺のことを努力家と言ったりするが、俺は努力と思っていない。そうしていないと落ち着かないだけだ。

俺らは ❝超❞ が付く程の心配性なんだろう。不安にさいなまれてる本人は、夜中までバットを振ることも、飲んで帰ってネタ帳を書くのも、努力してるつもりはサラサラない。不安だから、自分を落ち着かせるためにやってるんだ。 』

 

正に日本人の特性を生かしています( ゚Д゚)。

 

 

 

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