ネガティブフィードバック

 

今日のテーマは『 ネガティブフィードバック 』です。

 

フィードバックとは?

この「フィードバック」という言葉は、制御工学という学問の専門用語で、「出力された結果を入力側に戻し、出力を制御すること」という意味です。

ここから転じて「アウトプットされた情報からインプットの調節を行うこと」を「フィードバックする」と言うようになったそうです。

簡単に言うと、「結果を元にして、次の行動に生かしていく」という仕組みのことです。

近年では、ビジネスやスポーツなど、いろんな分野で使われる言葉になっています。

 

ネガティブフィードバック

そしてこの「フィードバック」には「ポジティブフィードバック」「ネガティブフィードバック」があります。

「ポジティブフィードバック」は、「このように良い結果が出ている。この調子でいこう。」というフィードバック、「ネガティブフィードバック」は「この結果ではダメだ。修正しよう。」とか「良い結果は出ているけど、調子に乗らないようにしよう。」というフィードバックです。

そして、恐らく、いろんな場面で行われている「フィードバック」のほとんどは、自分を向上させていくためには欠かせない「ネガティブフィードバック」の方だと思います。

「目標達成に向かって軌道修正する」「うまくいかなかったことを反省する」という行動を繰り返すことで、成長していくことができるからです。

この「ネガティブフィードバック」が、成長・向上するためのサポートをしてくれるのです。

 

「ネガティブ」になるわけではない

ということで、行動→修正→行動→修正→行動→修正→・・・・という感じで、どんどん「ネガティブフィードバック」を実行していくと良いのですが、ただ、「ネガティブフィードバック」にも注意点があります。

それは、「ネガティブフィードバックする時に、必要以上にネガティブになってはいけない(必要以上にネガティブになる必要はない)」ということです。

学校や家庭でよく行われている、「すぐに失敗を注意する ❝短期目線教育❞ 」の影響により、失敗すると、自分を責めて落ち込んだり、悩んだり、不安になったりしてしまう習慣がある人が多いです。

しかし、これは「良い反省」ではありません。「良い反省」どころか、「悪い反省」です。

そのマイナス感情の影響で、モチベーションが低下し、行動が遅くなったり、やめたくなったりして、自分自身が停滞してしまうからです。

ですので、ネガティブになって停滞しないように気を付けて下さい。自分を必要以上に責める必要はないのです。凹んで停滞する時間がもったいないので、早く気持ちを切り替えて、正しくフィードバックして、次に進みましょう。

 

短期は中期に含まれる

意識してほしいのは、このブログの「コアマインドセット」の1つである「短期的な失敗は、中期的な成功に含まれている」というマインドセットです。

目標に向かって行動する時、短期的なミスは必ず起こります。必ず起こるミスに、逐一マイナス反応する必要はありません。それは想定内のできごとですし、マイナスどころか、ミスをするたびに「ネガティブフィードバック」で修正して、だんだんと向上していける訳ですから、中長期目線で見れば、ミスというのはプラスの出来事なのです。

もちろん、感情が瞬間的に湧きあがってしまうのは本能なので防ぎようがないわけですが、その沸き上がった感情に上手く対処して、良い方向に軌道修正するために、「フィードバック」という概念を知り、そしてそれを意識し、実践していって欲しいと思います。

 

名言集

それでは最後に名言集です。

 

「進歩とは反省の厳しさに正比例する」

本田宗一郎 (ホンダ創業者)

 

「まあしょうがない、と思うだけでは、しょうがないだけの選手で終わってしまう。」

落合博満 (日本プロ野球史上唯一の3度の三冠王達成者)

 

「多くの人は失敗をすると反省という負のエネルギーでクヨクヨし、不安要素をさらに強化してしまう。」

西田文郎 (イメージトレーニング指導者)

 

「言い訳をしてしまうと『反省』という大切なものをなくしてしまいます」

稲船敬二 (ゲームクリエイター、キャラクターデザイナー)

 

「反省は、失敗を客観的に分析して、これからに生かせる未来思考なのだ。」

谷川浩司 (前日本将棋連盟会長・十七世名人資格保持者)

 

「誰でもそうやけど、反省する人は、きっと成功するな。本当に正しく反省する。そうすると次に何をすべきか、何をしたらいかんかということがきちんとわかるからな。それで成長していくわけや、人間として。」

「失敗の原因を素直に認識して「これは非常にいい体験やった。尊い教訓になった。」というところまで心を開く人は、後日進歩し成長する人やと思う。」

松下幸之助 (パナソニック、旧松下電器創業者)