『エクスターナルフォーカス』でパフォーマンス向上⇧

 

今日のテーマは 「『エクスターナルフォーカス』でパフォーマンス向上⇧』」です。

 

「体の動きを意識しない」だけでは足りない

試合の時の最大の目標は、多くの場合 ❝勝利❞ だと思います。そして勝利するために自分がやるべきこと(したいこと)は「自分の持っている力を発揮すること」だと思います。

「自分が持っている力を発揮する」ことができれば、勝利する確率が上がります。というか、スポーツマンシップに反する行為(汚いセルフジャッジとか…)をする以外では、勝利確率を上げるための最善の方法だと思います。

そして「自分の持っている力を発揮する」ためにやるべきことが、『自分の体の動きを意識していない状態=エクスターナルフォーカス』をつくることという話を以前の投稿でしました。

しかし、試合の時の準備としては、それだけでは足りません。

いくら ❝自分の体の動きを意識していない状態❞ を作ったとしても、心が ❝ネガティブな思考や感情(雑念)❞ で満たされてしまったら、大きくパフォーマンスを下げてしまうからです。

「ネガティブな思考や感情(雑念)を意識している」ということは、それは ❝インターナルフォーカス❞ になってしまっているので、つまり、パフォーマンスを落とすことになるのです。

練習の時であれば、大きなプレッシャーを感じることはあまりないと思われますので、不安や恐怖に襲われるようなことは、そうないでしょう。

しかし、試合の時というのは、大切な試合であればある程、プレッシャーがかかり、不安や恐怖に襲われ、ネガティブ系の思考や感情が湧いてきやすくなります。

ですので、この「心に次々と浮かんでくるネガティブ系の思考や感情」に支配されないようにすることも相当に重要なことです。

それはつまり、『心に浮かんでくるネガティブ系の思考や感情(雑念)に意識を向けていない状態をつくる』ということです。

「試合の時に自分の力を出したい!」と思っている人にとっては、むしろ、こちらの方が重要である可能性が高いです。

 

体に対する無意識+心に対する無意識

そして、この状態を作るための方法も ❝エクスターナルフォーカス❞ です。「人の脳は1つのことしか考えられない」ということを利用して、「ボールだけに意識を向ける」ことによって、『心に浮かんでくるネガティブ系の思考や感情(雑念)に意識を向けていない状態』をつくるのです。

要するに、自分の持っている力を発揮するため(スムーズに体を動かすため)には ❝自分の体に対する無意識❞ だけでは足りず ❝自分の心に対する無意識❞ も必要であるということなのです。

( ❝体の動きに関する思考❞ も ❝心に浮かんでくるネガティブ系の思考❞ も、両方とも同じ ❝思考(雑念)❞ だから、分ける必要ない…というツッコミもあるかもしれませんが、分けた方が分かり易いと思いました。)

 

今日のまとめ

今日のまとめとしては、

『目標:この試合に勝つ』 ⇒ そのためには? ⇒ 『自分の持っている力を発揮する』 ⇒ そのためには? ⇒ 『エクスターナルフォーカスする(= 自分の体の動きを意識していない状態 + 心に浮かんでくるネガティブ系の思考や感情に意識を向けていない状態)』 ⇒ そのためには? ⇒ 『ボールに意識を集中すること』 ⇒ 『パフォーマンス向上⇧』 ⇒ 『目標達成できる確率UP⇧』

ということでした。

これらの話は、以前の投稿『「集中」について知ってほしいこと』『「集中」スキルの向上』『コントロール内、コントロール外』でも触れていますが、 ❝自分のパフォーマンスを落としてしまうような、いらない思考(雑念)に意識を取られないようにする練習❞ や、❝ボールに意識を集中させる練習❞ も、日々の練習に取り入れてみて下さい。

 

名言集

それでは最後に名言集です。

 

「集中力っていうのは、天才のものじゃないんだ。訓練だ。」

小澤征爾(指揮者・元ウィーン国立歌劇場音楽監督、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団名誉団員)

 

「集中力を身につけるための習練は、最初のうちは非常に難しい。目的を達成できないのではないかという気分になる。したがって、いうまでもないことだが、忍耐力が必要となる。」

エーリヒ・フロム(ドイツの社会心理学、精神分析、哲学の研究者)

 

「どんなときも本質を忘れてはいけない。あなたは何の為に何を目指してやっているのか。その目的、夢に向けて、「一点集中」する姿勢を忘れてはいけない。」

伊藤真(弁護士、法学館憲法研究所所長)

 

「結局のところ、集中力を最も左右するのは、健康状態と体力。生活習慣が乱れていたら集中力どころではありません。」

西多昌規(精神科医、早稲田大学准教授)

 

「成功はほとんどが気力、集中力、忍耐力しだいである。」

デニス・ウェイトリー(アメリカの脳力開発研究家)

 

「トップになるには何が必要か。集中力、鍛錬、そしてひとつの夢。」

フローレンス・ナイチンゲール(イギリスの看護師、近代看護教育の母)

 

「成功する戦士は、レーザーのような集中力を身につけた、ごく普通の人間である。」

ブルース・リー(中国武術家、武道家、香港の俳優)