ドリームキラー

 

今日のテーマは 『 ドリームキラー 』 です。

 

ドリームキラーとは

ドリームキラーとは、「夢や目標に向かって頑張ろうとしている人」のやる気を削いだり、足を引っ張ったりする人のことを言います。

この言葉は、元国際コーチ協会会長のルー・タイス氏が作った造語で、タイス氏に師事した認知科学者の苫米地英人氏が日本で広めた言葉です。

(ちなみに、ルー・タイス氏は「コーチング」という言葉を世界に広め、この分野を作った創始者で、タイガーウッズの父親もルー・タイス氏のプログラム受講者だったそうです。)

 

ドリームキラーの主張

ドリームキラーがどんなことを言ってくるのかと言うと・・・

・それは無理だからやめた方がいい。
・そんな目標は高すぎる。現実的ではない。
・おまえのことを心配して言っているんだ。
・悪いことは言わないから諦めろ。
・今のままで充分だ。不服を言うな。
・そんなことをする人はいない。
・・・etc。

という感じです。

このような発言はフィクションでもノンフィクションでもよく聞く話ですが、このドリームキラーのうち、2種類のタイプを紹介します。

 

ドリームキラー2タイプ

⑴ 悪意のある「 ❝嫉妬型❞ ドリームキラー」

このタイプの人は、あなたが目標や夢を話したり、将来の希望を語ったりすると、嫉妬、ねたみ、ひがみを感じ、その人の将来の夢や目標を壊そうとする人です。嫉妬心が強いため、「あなたに成功してほしくない」と思ってしまう人です。意地悪な人ともいえるでしょう。

また、セルフイメージが低いのでネガティブな言動が多く、普段から愚痴や嫌みや悪口ばかり言っています。他人を悪く言うことで、相対的に自分の評価を上げようとする性質があります。

⑵ 悪意のない「 ❝心配型❞ ドリームキラー」

このタイプの人は、あなたが目標や夢を話したり、将来の希望を語ったりすると、「失敗して辛い目にあってほしくない」という思いから、「やめた方がいい」と言ってしまう、あなたのことを本当に心配している ❝善意のドリームキラー❞ です。常識や世間体などを元に意見を言います。

真面目に常識的に生きてきている、両親・先生・友人・恋人のような身近な人に多いです。本人達としては優しい忠告のつもりでも、実際にはドリームキラーになってしまっている可能性があります。

 

その他

また、ドリームキラーは、夢や目標の内容について自分では経験していなかったり、知識や問題点が明確に分かっていない状態で、自分基準の否定や批判をしてくることが多いです。

例えば、

・大学の部活動で先輩に「そんな甘いことを言っていたら社会に出てから通用しないぞ」と言われた。(でもその先輩も社会にでたことない。)

・転職したいと思って職場の上司に相談したら、「おまえはどこに行っても通用しない」と言われた。(でもその上司は今の会社でしか働いたことない。他の職場をしらない。)

・「起業しようと思う」と親や先輩や友達に言ったら、「上手くいかないからやめておけ」と言われた。(でもその人たちは起業したことない。)

・・・etc。

このように「自分自身が経験していない未知の世界(自分のレベルを越えた世界)」に関しては、よく分からないので思考が停止し、「無理だ・できる訳ない・現実を見ろ」となってしまうのです。

もちろん、上記の⑴と⑵に完全に分かれているわけではなく、両方の要素を持つドリームキラーもいるでしょうし、単におせっかいなだけのドリームキラーもいるでしょうし、単にネガティブな発想しかできないドリームキラーもいるでしょうし、強ドリームキラーとか弱ドリームキラーとか、強弱の度合いも様々だと思います。

 

ドリームキラーかサポーターか

いずれにしても、ドリームキラーは色んな所に当たり前のように結構たくさん存在します。

しかし、「目標に向かって頑張ろうとしている人」的には、このようなドリームキラーの影響はなるべく受けたくありませんし、できれば避けたいです。

まずは、自分の身の回りの人達をよく観察して、 ❝ドリームキラー❞ なのか、 ❝ドリームサポーター❞ なのかを考えてみて下さい。

「この人は完全にドリームキラーだ」という人がいたら、できるだけ一緒にいないようにする方が良いでしょう。

「ドリームキラーっぽい人」や「どっちか分からない人」には、できれば ❝ドリームサポーター❞ になってもらいたいので、どうすればそうなってもらえるかを考えるのも良いことだと思います。

 

名言集

では最後に名言集です。

 

『メジャーリーグ・大谷翔平選手が、野球評論家の「二刀流は無理だ」「ピッチャーかバッターか、どちらかに絞った方が良い」という批評に対して語った言葉』

「今の僕の体は、まだ最低基準にも達していないと思っている。」

「誰もやったことがないからやっている。自分しかやっていないところに魅力がある。」

「常識にとらわれたくない。自分の限界を作りたくない。」

「二刀流の取り組みに否定的な人達の考えを変えたいとは思わない。人の考えは変えられない。自分が面白ければいい。」

「別に失敗したら失敗したで、それでいいと思っている。」

「もしかしたらできるかもしれない。もしかしたらできないかもしれない。その際(きわ)の部分に挑戦したい。」

大谷翔平

 

「あなたの夢を萎えさせるような人間には近づくな。器の小さい人間ほど人の夢にケチをつけたがるものだ。真に器量の大きな人間は成功できると思わせてくれる」

マーク・トウェイン (アメリカの小説家)

 

「現実は夢を破壊することがある。ならば、夢が現実を破壊することだってあってよいではないか。」

ジョージ・ムーア(イギリスの小説家)

 

「空を飛ぶことを可能にしたのは空を飛ぶ夢である」

カール・ポパー(イギリスの哲学者)