『マインドセット』が土台

 

今日のテーマは 『 「マインドセット 」が土台』 です。

 

「マインドセット」とは?

私が『マインドセット』という言葉を初めて目にしたのは10年程前のことでした。

目にした瞬間は、「マインド?スピリチュアル?なんか怪しい?」という印象でしたが、意味を学んでいくと、「日本語の色んな意味を1語で表現していて、なんか良い言葉だなぁ…」と思って、すぐに覚えたと思います。

最近では、書籍とか教育の場でも、結構聞く言葉になったのですが、その意味は色々言われています。

「経験、教育、先入観などから形成される思考様式」
「その人の思い込み、信念、価値観、判断基準」
「その人が持っている様々な思考の束(セット)」
「物事に対する捉え方」「心の在り方」「自分との約束事」
「無意識の思考の癖、習慣」

といった感じです。

要するに『マインドセット』とは、

「自分自身の経験や、周りの人や環境からの影響によって形成され、長い年月を経て無意識領域に確立された、価値観・思考習慣」

を表す言葉です。

 

人は『マインドセット』に基づいて行動している

そして、私達は日常生活のほぼすべての場面で、その自分自身の『マインドセット』に基づいた思考パターンにより行動しています。

例えば、「失敗することは悪いことだ」とか「失敗は恥ずかしい」というマインドセットを持っているとします。(短期的なミスをすぐに咎められたり怒られたりということを、小さい頃から繰り返し体験すると、このマインドセットが構築されてしまう)

そういう人は失敗を避けようとして縮こまります。縮こまると行動力が低下し、チャレンジしなくなります。チャレンジしなければ成長することはできません。

そもそも縮こまった状態で行動すると、今まで普通にできていたことですら、失敗する確率が上がってしまします。悪循環です。

逆に、「失敗は成功の種である」「失敗するから成功できる」というマインドセットの持ち主であれば、何かミスをしたとしても、「このミスからフィードバックを得て学んで成長できる!次に進もう!」と考えることができ、次々とチャレンジしていくことができます。

「ミス→ミス→ミス→ミス→成功!」という感じで、「短期的な失敗は中期的な成功に含まれている」という「マインドセット」を実践できます。好循環が起こります。

 

アイスバーグ理論

下の図を見て下さい。

これは「アイスバーグ理論(氷山理論)」と言われるもので、「成果」は氷山の一角のようなものであり、目に見える「成果」の下には「能力・スキル」があり、その下には「ふるまい・習慣・行動」、そして更にその下の土台の部分には「意識・想い・人生哲学」が存在する、という考え方です。

そして一番下の「意識・想い・人生哲学」が『マインドセット』にあたります。

この理論から言えることは、「『マインドセット』を優先的に学んだ方が良い」ということです。

なぜなら、

①「成果」を得るためには、相応の「能力・スキル」が必要

②「能力・スキル」を得るためには、相応の「ふるまい・習慣・行動」が必要

③「ふるまい・習慣・行動」を実現するためには、質の高い「意識・想い・人生哲学 /『マインドセット』」が必要

ということだからです。

つまり、「土台である『マインドセット』次第で「成果」が大きく変わる」ということです。

 

 

世間一般的には、何の分野でも「能力・スキル」にスポットライトを当てるような雰囲気があります。

確かにそれが重要な要素であることは疑う余地がありません。

しかし、その「能力・スキル」を作るのは、「習慣・行動」であり、『マインドセット』なのです。

「マインドセット次第で成果が変わる」という『マインドセット』を持って、質の高い『マインドセット』を学んでいきましょう。

 

名言集

 

それでは最後に名言集です。

 

「『 人生・仕事の結果 = 考え方 × 熱意 × 能力 』

この中で最も大切な要素は「考え方」である。」

稲盛和夫(京セラ、KDDI創業者、日本航空名誉会長)

 

「僕は高校時代補欠だった。それでも考え方、生き方を変えれば創造を超えた場所でプレイできる。」

黒田博樹 (元プロ野球選手、広島東洋カープ・ロサンゼルス・ドジャース・ニューヨーク・ヤンキースで活躍)

 

「一方は『これで十分だ』と考えるが、もう一方は『まだ足りないかもしれない』と考える。そうしたいわば紙一枚の差が、大きな成果の違いを生む。」

松下幸之助 (松下電器・現パナソニック創業者)

 

「道徳を忘れた経済は、 罪悪である。 経済を忘れた道徳は、 寝言である。」

二宮尊徳 (江戸時代後期の経世家)

 

「真似をする時には、その形ではなく、その心を真似するのがよい。」

渋沢栄一 (日本資本主義の父、2021NHK大河ドラマ主人公)

 

「世の中の誰もが納得するような、常識的な考え方をしていたのでは、新しいものなど作り出せはしない。」

トーマス・エジソン (アメリカの発明家)

 

「世界には二つの力しかない。『剣』と『精神』の力である。」

ナポレオン・ボナパルト (フランスの皇帝・革命家)

 

「成功の90%はメンタル的なことだ。技術的なことは10%以下に過ぎない。」

ジャック・ニクラウス (ゴルフ界のレジェンド・メジャー最多勝記録保持者)

 

「『 80% psycology , 20% mechanics 』(心理80%、方法20%)

ほとんどの人は20%の方を重視している。「やり方を教えてくれ」「どうすればいい?」「方法が知りたい」とか。しかし、実際には方法論だけで上手くいくことはない。方法だけでは意味がない。どういう心理、どういう考え方を持っているか、によってその人の行動が変わっていく。多くの人は、たとえ良い方法があったとしても、「ダメだったらどうしよう」とか「時間がない、また今度にしよう」と先延ばしにして結局行動しなかったり、行動したとしても、「多分こういうことだろう」と自分の考えで悪いほうに改良を加えてしまったりする。これでは成功することはできない。もちろん方法も努力も才能も大切。しかし、それを生かすのは「心理」である。」

アンソニー・ロビンス (アンドレ・アガシも指導していたメンタルトレーナー)